こんにちは!
外科系女医めぇこです。
酷暑が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今のところ夏バテせずに元気に過ごしています。休日に子供とプールで遊んだりアイスを作ったりと夏を楽しんでいます。晴天の日には洗濯機をフル稼働させシーツやカーテン等の大物を干していますが、最近は洗濯物が一瞬で乾くため非常に助かるなと思う一方で、温暖化が進む地球はこの先どうなっていくのかと心配でもあります。
さて、最近の子供のブームは「アナと雪の女王」です!
雪や氷の描写が暑い夏を吹き飛ばしてくれそうです!1日に3-4回ほど観ることもあります💦
エルサになりきって歌い、踊り狂っている姿が何とも可愛いです(笑)上映時はかなりヒットしたと記憶しています。当時私は学生で友人と観に行ったのが懐かしいです。
鑑賞後は「面白かったな~。ディズニー映画はお姫様と王子様が主役の映画が多いと思っていたけどこういう作品もあるんだ」くらいしか思っていませんでした。
自分の中に面白い映画の一つという認識でした。後に子供と一緒に観るなんて当時は想像していなっかったので感慨深いです。そして、改めてアナ雪を観ると学生の時には感じなかった家族愛を強く感じ心が揺さぶられました。
まず、作中で繰り返される「冬を終わらせて夏を取り戻す」という言葉は「エルサの心の氷を溶かす」ということだったのか!とようやく気が付きました。
これは物語の根幹だと思いますが、何故学生の時に気が付かなかったのか不思議でなりません。ボーッと生きていたのかな・・・(笑)また、作品冒頭のショッキングな出来事によりエルサとアナは接することが出来なくなりますが、これもアナを守るための仕方のない方法でした。
2人が擦れ違っていく様やエルサの孤独感や苦悩に胸が痛くなりました。最後に2人がまた心を通じ合わせるシーンに涙してしまいそうになります。
アナ雪には恋愛要素もあり、ハンス王子という如何にも怪し気な男性がアナに擦り寄ってきます。2人は意気投合し出会ったその日に結婚するとエルサに報告に行き、エルサはもちろんNo!と言い切ります。
まるで入学早々に意気投合した大学生が付き合い始めるかのようなシーンです(笑)このシーンは突っ込みどころ満載ですが、まずアナがハンス王子に騙されたのは温室育ちで恋愛経験のないお姫様だったからしょうがないと思います。
その後、よくエルサはNo!と突き付けたなと感心しました。普通の感覚の持ち主であれば当たり前ですが、エルサは長年人との接触を避け孤独に過ごしていたので善良な人間とそれ以外の判別や、恋や愛にも疎いのではと思っていました。
しかし即座に妹の愚行を見抜いています。孤独に過ごしながらも常識や教養はしっかりと身に付いており、さすが女王様!アナを避けつつも根底にはいつも家族や国を守りたいという気持ちがあり、それがエルサを逞しく育ててくれたのかと思いました。
ハンス王子は、「甘い言葉を囁いて近付いてくる人間にはロクな奴がいない」という教訓を示してくれた人物です。恋愛や結婚だけでなく、人生において甘い言葉だけを言う人には改めて注意が必要だと思いました(笑)