歯科医師ゆうのブログBlog

2025/10/02

恋愛の多様性について思うこと

こんにちは‼︎
歯科医師のゆうです‼︎

今年もハロウィンの時期がやってきましたね‼︎

みなさんは、今年のハロウィンの予定はもうお決まりですか?

仮装まではしなくてもレストランのハロウィン限定メニュー、ハロウィン限定アフタヌーンティーやハロウィン限定のスウィーツなどを食べに出かけたり、ハロウィン限定グッズを手に入れたりと、楽しみ方は人それぞれかと思います。楽しいことが盛りだくさんで、想像しただけでワクワクしちゃいますよね!

みなさんも楽しいハロウィンをお過ごしくださいね‼︎

 

LGBTQとは?性の多様性をあらわす言葉  


みなさまは
LGBTQについてどこまでご存知ですか?

LGBTQとは、性の多様性を表す言葉です多様化の時代ということで、恋愛の形も人それぞれ、さまざまな形があるというように以前よりは考えられてるようになってきました。

ブログの本題に入る前に、LGBTQについての説明からしていきたいと思います。それぞれの頭文字は、以下のような意味を持っています。

  1. L:Lesbian(レズビアン)女性で、女性を恋愛や性的な意味で好きになる人のこと。
  2. G:Gay(ゲイ)主に男性で、男性を好きになる人のこと。ただし、女性同士の恋愛(レズビアン)も含めて「ゲイ」と表現する場合もあります。
  3. B:Bisexual(バイセクシュアル)男性も女性も好きになる、つまりどちらの性にも恋愛感情や性的な関心を持つ人のことです。
  4. T:Transgender(トランスジェンダー)生まれたときに割り当てられた性(戸籍上の性)と、自分の性の認識が異なる人のことです。生まれたときは「男の子」とされたけれど、自分は「女」として生きたい・生きている人などが当てはまります。
  5. Q:Queer / Questioning(クィア/クエスチョニング)Queer(クィア):もともとは「変わった」という意味の言葉でしたが、今は「既存の枠に当てはまらない性のあり方を持つ人」のことを、あえてこの言葉でポジティブに表現する人もいます。Questioning(クエスチョニング):自分の性別や恋愛対象についてまだはっきりわからない・考え中の人のことです。


 
このLGBTQといい言葉は、「多様な性のあり方があることを尊重しよう」というメッセージが込められているそうです。

「普通ってなに?」

「誰を好きになっても、どんな自分であっても、否定されることはない」


そんなふうに、人それぞれの
違いを大事にするために、LGBTQという言葉は社会の中でとても大切なものなんだそうです。

LGBTQについて、ご理解いただけたでしょうか?

さて、このあたりで、そろそろ、本題に入りたいと思います。


友人Lちゃんとの出会いとカミングアウト


私の友人にも
LGBTQLちゃんがいます。

彼女と初めて出会ったのは、私が研修医として働き始めてまだ数ヶ月の頃。病院の廊下で何度もすれ違う彼女の姿が、とにかく美しく、やけに印象的だったことを今でもはっきりと憶えているくらいです。

私たちが仲良くなったきっかけは、食堂でした。お昼時で混雑していて他に席が空いていなかったこともあり、たまたま隣りの席に座り合わせた私たち。

顔見知りだったこともあり、その時初めて話をし、意気投合。それをきっかけに急激に仲を深め、仕事終わりに飲みにいくようになりました。お酒を飲みながらお互いの人生の話を沢山話しました。家族のこと、女医としての不安、恋愛のこと


そんなある日、いつものように、お酒に酔った彼女は、ずっと誰にも言えなかった「女性が好きで、今付き合っている人がいる」ということを、私に打ち明けてくれました。

それからも私たちの関係は変わらず、その数週間後にはLちゃんの恋人Tちゃんにも会うことになり、さらに私たちの友人は深まっていきました。

もちろん病院はもちろん、彼女の家族にも完全に
“秘密”、非公開です。

多様性の社会とはいえ、まだまだ同性同士の恋愛に理解があるとは限らないので、家族や職場での立場や居場所を失うかもしれないと思うと、怖くてまだ言えないとのことでした。

 

家族や職場へのカミングアウトと周囲の反応


それでも、だんだんと隠していることが苦しくなってきた
Lちゃん。

まずカミングアウトしたのは、彼女のお姉さんでした。勇気を振り絞ってLINEで打ち明けると、意外にも「え?それだけ?なんか変な宗教に入ったとかじゃなくてよかった」と言われて拍子抜けしたそうです(笑)。

次にお母さん。お母さんも最初は戸惑っていたけれど、恋人の
Tちゃんと直接会って話してから「あなたが幸せならいい」と言ってくれるようになったそうです。

少し時間がかかったのが彼女のお父さんだったそうです。無言の時間が流れたあの日の空気は、今でも胸が痛むそうです。

LちゃんとTちゃんが家族になる準備を始めたころ、「ちゃんと責任もって生きるなら、それでいい」と短く言ってくれ、ようやく認めてくれたそうです。

病院という環境でのカミングアウトは、一筋縄ではいかなかったそうです。もちろん信頼できる上司や同期には少しずつ話してはいたものの、誰にでも話すわけにはいかないし、職場での関係性を壊すリスクもあるので、いちばん神経を使ったそうです。

けれど、出産を見据えての精子提供や通院の調整をしなければならなかったLちゃんは、所属長にだけは正直に話すことにしたそうです。

結果的に、とても理解ある対応をしてくれることになったそうです。制度はまだ整っていなくても、「応援してるよ」と言ってくれて、さらに医療者として働く勇気が湧いてきたそうです。


今後の
2人の展開が気になるところですが、続きは次回にしたいと思います。今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

それでは、ぜひまた次回のブログでお会いしましょう‼︎

 

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