歯科医師ゆうのブログBlog

2021/07/04

思い出は思い出のままがいい!?

こんにちは‼︎
歯科医師のゆうです‼︎




みなさんは今までに復縁の経験はありますか?
果たして、過去にお付き合いしていた人と再会し、再度お付き合いして上手くいくものなのでしょうか?

別れてからも、友人として良好な関係を続けることが出来ているという話を耳にしたりもますが、いったいどうしたら友人関係に戻れるものなのでしょうか?私には到底理解できません。

私は、一度恋人という特別な関係となり、残念ながらお別れすることになってしまった相手と、その後も変わらずいい関係を築いていけるなんてどうしても無理があると、個人的には思っているのですが、みなさんはどうでしょうか?

もちろん、自分が一度は好きになり、特別な関係として一緒の時間を過ごした人たちには、みんなそれぞれの道で幸せになって欲しいと心から思っています。

私が恋人と別れた理由はいろいろありましたが、ほとんどが性格の不一致やライフスタイルの不一致など、要は"お互いに合わなかった"ということが理由でした。

無理して合わない相手とお付き合いを続けていくのは、お互いにとって良くないですし、時間がもったいないと私は思っています。沢山の出会いを経験し、結果お互いに合うパートナーと巡り合い、ステキな人生を送って行ける方がよっぽどいいと思うんです。



私が初めてお付き合いをした彼についてのお話

私が1番最初にお付き合いしたのは高校1年生の頃でした。周りに比べると、私は多分遅い方だったと思います。

彼は私の親友と呼べる仲良しの女友達と仲良しの男の子で、親友を通じて会う機会が多くなり、その中でだんだんとは仲良くなり、個人的に連絡を取り合うようになりました。

彼はすごく背が高く、オシャレで、一緒にいるとみんながカッコいいというくらいカッコいい人で、私も会うたびにドキドキしてしまうくらいのイケメンでした。

まさかそんな彼が私のことを好きになってくれるなんて、夢のような展開に、初めは信じられず、戸惑いましたが、彼から猛アプローチされて私たちはお付き合いすることになりました。

彼とデートしていると、いろんな人から見られるのは当たり前で、本当にステキな自慢の彼氏でした。

見た目だけでなく、中身も優しい人で、家族思い、高校生なのにすでにレディファーストで、こんなステキな人が私の彼氏なんて嘘みたいと幸せな気持ちでお付き合いしていたのを今でも覚えています。

本格的に受験勉強が忙しくなってくると、私は理系、彼は文系ということで、勉強の内容もそれぞれ違ってきてしまい、当然塾の授業も被ることなく、デートする時間もなかなか取れなくなり、電話で連絡を取り合うことがメインとなりました。

ある時、お互いの進路について話すことになりました。私はその時はまだ特にこれといってなりたいものもなかったため、親にすすめられるがまま、なんとなく自分の進路を決めていただけでした。

自分の進路選択についての明確な理由が無い私に対して、
彼は「自分の将来のことなのに、いい加減すぎる。もっとちゃんと真面目に考えて決めるべきだよ。」と言いました。

たしかに彼の考えは大人で正しかったと思います。彼は私のためを思って厳しいことを言ってくれたはずです。

ですが、他人からそんな事を言われたのも初めてでしたし、まだ子供だった私は、自分自身の人生について考えることなどしたことがありませんでした。

ずっと親に導いてもらったレールの上を何の疑問も持たずに歩いてきた私には、そんな風に責められること自体が衝撃的て、彼の意見を素直に受け入れることができませんでした。

その時は、親の言う通りの道を進んで何が悪いんだと感情的になってしまい、結果気まずい感じで電話を切りました。その後も、お互い受験勉強が大変なこともあり、私たちはだんだん距離を置くようになるようになっていきました。

大学受験が終わり私は大学へ進み、彼は浪人が決まりました。お互いに環境が変わったこともあり、結局私たちはお別れることになりました。

それから、いっさい連絡を取り合うことなく、月日は流れていきました。私たちはお互いの道をそれぞれ進み、私は歯科医師となりました。

ある時、学生時代の仲よしグループの同窓会に参加することとなりました。社会人になって初めて会うメンバーも多く、久しぶりに会う大人になった友人たちは、みんなそれぞれの環境でさまざまな人生を歩んでいました。

学生時代は家庭の生活レベルや金銭感覚など、気にせず仲良くしてきた友人たちですが、社会人になるとそれぞれ仕事や身分によって、生活レベルや衣食住全てに関する金銭感覚差に差が出てきてしまい、違った意味で気を使いながらお付き合いしていかないといけないということにすごく衝撃を受けたことを覚えています。

自分の当たり前が世の中の当たり前ではないということをこの時、身を持って体感しました。その同窓会で、初めてお付き合いした彼とも再会することになりました。

前々から来るメンバーを知らされていたので、久しぶりに彼に会えることは分かっていたため、私は彼との再会をワクワクドキドキ、とても楽しみにしていました。

彼は、一浪した後に、第一希望の有名私立大学に合格し、銀行マンになっていました。あの時は、子供だった私とは違い、しっかりとした考えを持ち合わせた大人な彼でしたが、社会人になった彼は、びっくりするくらい仕事に対する情熱のない、仕事に疲れた卑屈な大人になっていました。

「どんなに努力しても自分は、所詮戦力外。日本のトップの大学出身の同期に敵うことがない。社会の現実はそんなもんだと。」

彼は皮肉たっぷりに語っていました。そこにはあんなにキラキラ輝いていた自慢の彼はもういませんでした。

人間はこんなにも変わってしまうものなのかと、私はとても悲しいガッカリした気持ちになりました。
"ステキな思い出は思い出のままにしておくべきだ"ということを私はその時悟りました。


今回のブログも楽しんでいただけたでしょうか?
このような経験も、私の今の前向きな姿勢が産まれる要因になっているのかもしれません。
せっかくのいい思い出はもう汚したくないです。
私はこれからも、過去を振り返ることはあえてせず、新しい出会いを求め、明るい未来に向かって行くつもりです。
また次回の女医婚活ブログでお会いしましょう‼︎

 

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