内科医まいのブログBlog

2025/07/26

医師同士の結婚って、実際どうなの?

こんにちは。
内科医のまいです。

今日は、医師同士の結婚について書いてみようと思います。といっても、私自身がそういう相手と結婚したわけではなく、これは仲の良い友人の話から感じたことと、今まで私自身が抱いていた医師同士の結婚観についてです。

お互い分かり合えるから楽だよと言う友人

先月、大学時代からの友人が、同じ病院の外科医と結婚しました。その彼女がこんなことを話してくれました。

「同業だと言葉で説明しなくても、仕事の大変さを察してくれるのが大きいよね。夜中の呼び出しや当直明けのぐったり感とか、気持ちがすごく楽だった。」

なるほどなぁと思いました。同じ職業だからこその暗黙の理解って、やっぱり強いですよね。医師は忙しくて時間が不規則なことも多いので、そこをわかってもらえるって大きいなと、改めて感じましたが、私は少し違うイメージを持っていました。

正直に言うと、私は今まで医師同士の結婚=なんだか疲れそうと思っていました。仕事の話ばかりになりそうだし、家でも医師モードが抜けなかったら休まらないかも、とか。

あと、医局や人事異動、勤務地の問題など、現実的にハードルが多い印象もあって。以前働いていた病院でも、医師同士の夫婦がいて、お互い当直続きで、月に数回しか家で顔を合わせられないなんて話を聞くと、自分にはちょっと無理かもと思ってしまったこともあります。

最近は、結婚って職業の組み合わせよりも性格の相性なんだなと感じています。医師同士でも、どちらかが家庭を優先したり、うまく役割分担ができている夫婦もいるし、逆に、職業が全く違っていても、すごくお互いを思いやってうまくいっているカップルもたくさんいます。

だから、医師同士の結婚ってどうなの?という問いに対して、今の私ならこう答えると思います。
向き・不向きがあるけれど、お互いが分かり合えることを大切にできるなら、いい選択肢のひとつだと。。。

私はまだ自分の理想の相手に出会えていないけれど、友人のように、自然に歩調を合わせられる関係って素敵だなと感じた出来事でした。

医師だから、医師じゃないからではなく、どんな人となら、自分らしく笑っていられるか。そんな視点で相手を見られるようになったのも、年齢を重ねてきた今だからこそかもしれませんね☺️

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