女医めぇこのブログBlog

2022/07/10

こじらせ女医の極み?~恐怖の女上司~

こんにちは!元外科系女医めぇこです。

最近暑くなってきて夏の気配を感じますね。私は中学生までは夏が一番好きな季節でした。暑さや日焼けを気にせずに夏のイベントを思いっ切り楽しんでいました。

高校生になると美白に目覚め、母となった今は子供とのお散歩で如何に日焼けしないかを考えてばかりです(笑)どうかシミが出来ませんように・・・


こわーいお話し

さて、今回はジメジメした暑さを吹き飛ばすようなこわーいお話をします。

それは数年前、夫がまだ循環器内科医駆け出しの頃の出来事です。夫の指導医は40代半ばの独身女医でした。

この女医さん(K先生)は優秀な循環器内科医であることはもちろん、患者さんの検体を自らグラム染色して菌を同定するような内科のスペシャリストのような先生でした。

しかし、自分に厳しい人は他人にも厳しい・・・K先生は若手医師にとても厳しい方でした。しかもなぜか女医に対してよりも男性医師に対しての方が当たりが強かったのです。

 

そもそも、夫は当初違う指導医に付いていたのですが、K先生の下に付いていた同期の医師が新年度が始まって1週間で音信不通となってしまい、なぜか夫がK先生の下に付くことになったのです。

夫は病院見学でK先生は好印象だったらしく、最初は特に何も思うことなく指示に従ったそうです。ところが、すぐに同期が去っていった理由がわかったのです。

 

まず、
?グラム染色は時間外であっても細菌検査室の鍵を借りて自分ですることは当たり前❗️
?いきなり今日の振り返りレクチャーが始まる❗️(日にち跨いでも用事があってもお構いなし)

?到底終わらないような課題を出す❗️

?言い方が常に嫌味っぽい❗️

?人を傷つけるような余計な一言を言う❗️

?機嫌が悪い時の八つ当たりは得意技❗️

?医局では自分の目の前に夫の席を配置して常時監視❗️

?夫が体調不良に陥った時、入院させて主治医になる(常時監視したい)と訴えて来る❗️❗️


などなど・・・まだまだ沢山あります?

愛情がある厳しさならば良いですけどね、ちょっと(かなり)理解し難いものがありました。

 

というか、夫のこと監視したいって・・・
もしかしてK先生、夫のこと好きなんじゃない??
ストーカーなの??

とすら思いました(笑) 私は夜道を歩く時背後を警戒していました(笑)

 

 

前述した通り、K先生は40代半ばの独身女性。結婚願望は誰よりも強い方で出会いを求め結婚相談所にも通っていたようです。

夫によると相手男性と上手く行かなかった時の負のオーラと言ったら・・・見るに堪えなかったそうです。そして被害を受けるのは夫・・・

 

『K先生・・・そんな風じゃ一生結婚出来ないよ』

皆さんそう思いましたよね・・・

 

 

実は私はK先生とロッカーが近く一緒になることも多かったのです。

ある日、巻き髪にハンチングを被ってピチピチのスキニーをピンヒールブーツにインして通勤する女医さんがいて、こんなイケイケ?なファッション久し振りに見たなと思ったら・・・K先生だったのです!!

私服がそんなテイストだとは思えませんし病院内では白衣+ケーシーをビシッとお召しになっているので、なんかこう・・・ギャップ萌え・・・はしないな(笑)

物申すとしたら、『K先生、もっとお似合いになる洋服があると思いますよ♡』ですね。

 

K先生の呪縛から解き放たれた夫は医師としても人間としても成長出来たのである意味感謝ですが・・・もう50歳過ぎたであろうK先生は今どうしているのやら。

風の噂では、更年期障害も加わりより一層危険人物になっているとか・・・

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