女医めぇこのブログBlog

2024/03/14

研修医の失恋話

こんにちは!
外科系女医めぇこです。

12月のクリスマスから年末年始、節分、バレンタイン、ホワイトデー・・・と次から次へとイベントが多いですね。
結婚してから出来るだけイベント事は頑張ろうとしていますが、我が家はこの間、更に結婚記念日があるため12月から数ヶ月はいつも以上に慌ただしいです。

毎年、節分には恵方巻を作ってパーティーしたいなと夢を見ていますが、いつも結婚記念日までで力尽きます()子供は保育園で豆まきをしたので、まぁそれで良しとします!

それからひと息ついて夫の誕生日プレゼントを考え始める、というのが毎年の恒例です。どういうわけか、昨年後半から料理を始めとした物作り魂がメラメラしているため、今年はバレンタインにガトーショコラを作ろうと意気込んでいます。

子供にも物作り魂が受け継がれているのか、おままごとやクッキー作り(本物)が大好きです。クッキーというより丸い得体の知れない物体が爆誕していますが()

さて、今回は悩める研修医女子についてお話します。



悩める研修女医


研修医1年目のY先生が先日彼氏に振られたということで、女医数人で励ましの会を行いました。

Y先生は温厚で仕事も出来る可愛らしい女性です。相手は別の病院の4年目医師です。結婚を見据えて付き合い始めた2人でしたが、忙しさや将来設計の違いも見えてきて、すれ違いの末に別れたということでした。

大人の恋愛では珍しくないストーリーですが、結婚を意識する女性、特に決して多くはない婚期を逃したくない女医にとってはダメージが大きいですよね。

話によると、元彼は真面目で性格が良く、仕事熱心で周りからも評判の良い方だったそうです。交際中も楽しい思い出ばかりで喧嘩することはほとんどなかったけれど、お互いに気を遣い過ぎて本音を言い合えなかったこともあり、これがすれ違いの原因になったかもしれないとY先生は振り返っていました。

また、Y先生はまだ1年目でこれから進路を決めていく段階でしたが、元彼は出来るだけ早く結婚して妻には家庭に入って欲しいという願望があったそうです。

元彼は素敵な人だったのだと思いますが、これを聞くとまず、
「女医に家庭に入ることを要求するなんて無茶では?」と思いますよね。

もちろん女医の中にはある程度働いたらのんびり過ごしたいと思う方もいますが、医師としての方向性が確立されていない1年目にいきなりこのような条件を突き付けるのは酷だと思いました。

元彼は今までも女医数人と交際していたそうですが、いつもこの条件が女医にとって障壁となっていたのではないかと疑います。


また、Y先生の思い出話を聞くと、元彼は「我が強い」、「亭主関白」な一面も時折あると感じました。大好きだけど心が遠いような、真に理解し合えなかった感じなのかもしれません。恐らく多くの方が思うでしょう。「君、女医との結婚は向いていないよ」これ以上女医の被害者が出ませんように。

例え女医と結婚して家庭に入ってくれても、女医は自分の考えや信念をしっかり持っている方が多いので、亭主関白な夫とは日常生活や子育てにおける衝突が頻発しそうです。客観的に見るとY先生は元彼と別れて正解だったと思いました。まだ1年目ですし、もっと良い人に出会える可能性は十分あります。

ただ、これは酸いも甘いも経験してきた今の私だから言えることで、当事者であるY先生が「この先、結婚出来るのか不安です」と涙することは大いに理解できます。

私も同じ立場であれば暫く落ち込むと思います。そのくらい、学生時代の恋愛と医者の恋愛は違いますよね。でも本当にまだ1年目ですから、この経験を肥やしにして女に磨きをかけて欲しいと思います。陰ながらですがこれからもY先生を応援します。

Archive

ページトップへ